明和製紙原料は、古紙を活用することで、
社会に貢献する新しい取り組みを始めています。
それが、古紙の素材を生かし付加価値をつける
「アップサイクル」事業です。
明和製紙原料は、古紙を「都市資源」と捉え、
また「古紙は、植物由来の繊維である」という
特徴を生かし、
余剰古紙を世界の社会課題解決に
活用したいと考えています。
それが古紙リサイクルの仕組みを
持続可能にするだけでなく、
人類が地球上で
快適に暮らす環境づくりに貢献できると信じ、
明和製紙原料は行動します。


UPCYCLE
明和製紙原料は、古紙を活用することで、
社会に貢献する新しい取り組みを始めています。
それが、古紙の素材を生かし付加価値をつける
「アップサイクル」事業です。
明和製紙原料は、古紙を「都市資源」と捉え、
また「古紙は、植物由来の繊維である」という
特徴を生かし、
余剰古紙を世界の社会課題解決に
活用したいと考えています。
それが古紙リサイクルの仕組みを
持続可能にするだけでなく、
人類が地球上で
快適に暮らす環境づくりに貢献できると信じ、
明和製紙原料は行動します。
自然災害による
被害低減のための土木事業
明和製紙原料は古紙の特徴を生かし、自然災害による被害低減のための地盤固化技術について、日々研究を進めています。
そこで着目したのが、MICP(Microbially Induced Carbonate Precipitation)。
土の中に多く含まれる微生物を用い、炭酸カルシウムを析出することで地盤を固化させる最も有力な方法として注目されています。
私たちはMICPという手法に古紙を加えるという、これまでにない技術開発を独自に取り組んでいます。古紙には対象地盤に添加すると土の粒子に絡みつき、周辺にある水分を吸収するという特徴があります。古紙が微生物の居場所になることで、微生物を活用した地盤改良技術の選択肢を増やすことができると考えています。
液状化現象抑制
全国各地における地震の頻発化に伴い、社会問題となっている地盤の液状化。私たちは「MICP×古紙」の技術を活用すれば、少ない環境負荷で液状化現象を抑制できると考えています。古紙に含まれるセルロース繊維が土粒子間に張り巡らされ、セルロース繊維に定着した微生物の代謝によって、セルロース繊維上に炭酸カルシウムが生成されます。その炭酸カルシウムが土砂の粒子をつなぎ合わせ、対象土壌を強化する作用と、古紙が水分を吸収することで、液状化現象を抑制する仕組みです。
共同研究先
琉球大学
地盤環境工学研究室
松原 仁 准教授
泥炭性軟弱地盤の改良
北海道や東南アジアに分布する、広大な泥炭性軟弱地盤。二次圧密が大きく地盤の沈下を引き起こしやすいという問題や、低い支持力のために生じるすべり破壊などの問題があると言われています。また掘削によって採取した泥炭は高含水比で低強度な土であるため、そのままでは盛土材料として使用できず、また捨土処分するにしても、コスト面や環境面から課題が多く残されています。私たちは泥炭地で採取した泥炭をMICP×古紙で固化し、その固化した土を盛土として活用することで、泥炭処分コストを削減するだけでなく、軟弱地盤の改良も同時に実現できると考えています。
共同研究先
北海道大学
大学院工学研究院
環境循環システム部門
地圏循環工学分野
資源生物工学研究室
川﨑 了 教授
近年、地球上では植物が育ちやすい肥沃な土地が失われつつあります。世界の人口が増加する中で、人の食を守るには、肥沃でない土地の農産物の生産性を高めていくことが大きな課題になっています。明和製紙原料は、古紙を活用した土壌改良によって、食糧生産の可能な土地を増やし、農産物の生産性を高めるために、研究を推進しています。
古紙以外にも、「植物由来の繊維」を含む素材で、社会で無価値とみなされているものはたくさんあります。古紙で培ったノウハウを活用すれば、それらも新たに資源として活用できるはずです。人々が無価値なものにも重要性を見出し、資源を大切にするという生活様式を身に付け、そしてもっと地球を大切にするという文化をつくり出せるよう、明和製紙原料はこれからも行動し続けていきます。
琉球大学
地盤環境工学研究室
松原 仁 准教授
北海道大学 大学院工学研究院
環境循環システム部門
地圏循環工学分野
資源生物工学研究室
川﨑 了 教授
琉球大学
建設材料学研究室
富山 潤 教授
北海道大学
農学研究院 基盤研究部門
生物環境工学分野
平野 高司 教授
熊本大学
先端科学研究部
社会基盤環境部門
椋木 俊文 教授
京都府立大学
生命環境科学研究科
環境科学専攻
宮藤 久士 教授
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