生物資源という考え方……
古紙×微生物で実現する
自然に優しい技術とは
微生物機能を利用した地盤改良技術をはじめ、生物学・微生物学と地盤工学とを連携させることで、新しい技術開発の研究を進める北海道大学大学院教授の川﨑了氏。
「地球46億年の歴史の中で自然界が生み出した生物資源を工学に取り入れることで、様々な可能性が広がる」と考える川﨑氏が、明和製紙原料が開発を行っている古紙を使った地盤固化技術に着目し、従来解決できていなかった地盤改良の課題に向けて共同開発を進めている。
「自然に学ぶことで地球に優しい技術を作る社会を目指す」と述べる川﨑氏と、「新しい地盤固化技術を提案することで、世界の環境問題・産業問題の解決の一助になれば」と力説する当社代表の駒津に、共同研究の現状や今後の展望について語ってもらった。

