微生物機能による
地盤改良技術を目指して……
古紙の有効利用で地球と
人に優しい技術を実現化する
地盤工学の観点から微生物の代謝反応が起こす風化作用に着目し、数多くのフィールド調査と理論シミュレーションによって、そのメカニズムの解明に挑む琉球大学准教授の松原仁氏。
この研究をもとに次世代に向けた環境保全型の地盤改良技術の確立を目指すなかで、明和製紙原料とともに土壌改質方法や土壌改質剤に関わる3つの国内特許を取得し、また、国際的な学術シンポジウムや学術論文等でも発表するなど、その研究は国内外から注目を集め
ている。
「地球と人に優しい材料を使った技術で災害に強い社会を実現したい」と述べる松原氏と、「古紙の可能性を活かした土壌改質技術を世界へと広げていきたい」と話す当社代表の駒津に、微生物と古紙とを連携させた土壌改質技術の現状と今後の展望を語ってもらった。

