次世代コンクリート
ジオポリマーコンクリートの
可能性……
古紙などの資源を有用資源
として活用するために
島嶼環境の沖縄県は、島と島とを繋ぐ道路橋などが多く、塩害の影響が著しい。そこで、コンクリート工学を研究する琉球大学教授の富山 潤氏は、塩害などに強いフライアッシュコンクリートや、耐熱性や耐酸性にも優れた高機能な次世代コンクリートであるジオポリマーコンクリートの開発に力を入れている。
「次世代コンクリートは産業廃棄物を活用するなど、資源の再資源化も可能にする」と述べる富山氏と、「沖縄の古紙を沖縄で有効活用できるよう、レメディエーションの発想が必要だ」と賛同する当社代表の駒津に、沖縄における古紙の可能性と地消地産の取り組みについて語ってもらった。

