THEME 01
発見から始まった、
古紙のバイオガス化プロジェクト
プロジェクトのきっかけは、共同研究先で得られた技術的な知見でした。古紙を特定の条件で処理することで、想定以上のバイオガスが発生する可能性があることが分かり、当社としても大きな可能性を感じました。古紙を扱ってきた当社の知見と、共同研究先の技術を組み合わせることで、新しい資源循環の形につながるのではないかと考えたんです。
研究部門から相談を受けたとき、これは事業化できると直感しました。古紙という安定供給される素材から、再生可能エネルギーが取り出せるのであれば、社会課題の解決にも貢献できます。すぐにビジネスモデルの設計に入り、回収現場との連携体制づくりを進めました。
その後は、共同研究先と連携しながら、研究室レベルで得られた成果を実用化に近づけるための検証を重ねました。原料となる古紙の性状や処理条件によって結果が変わるため、技術的な知見を一つひとつ確認しながら、当社としてどのように活用できるかを検討していきました。
並行して、回収拠点の選定や供給スキームを構築しました。研究と現場の両輪が噛み合ったことで、プロジェクトは大きく前進しました。
「捨てられるもの」に新しい価値を吹き込めたとき、研究者として何より大きな喜びを感じます。次世代の物質循環を、自分たちの手で設計していきたいです。